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ブルーコマンドーとは
- 「ブルーコマンドー」は、半導体メーカーのニーズである試作品の超短期納品に対応するために組織された、新規試作品製造の特別チームです。各部門から選抜された精鋭10数名で構成され、各メンバーの高い技術と高度なプロセス管理により、超短期納品を実現しています。
- 迅速かつ品質も求められる特別業務であること、発足当時のメンバーが青色に特別のこだわりを持ち、「ブルーコマンドー」と命名、ブルーの作業服で統一し、工場内ですぐにメンバーだと認識されるようにしました。
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超短期が求められる理由
- 競争の激化により、半導体メーカーの開発タームはさらに短縮され、メーカーにとって試作品の評価をいかに素早く行うかが、開発の成否を分けるようになりました。
- こうしたなか、半導体チップの受皿となるパッケージ基板を製造するSTGでは、顧客が素早く評価に取り掛かれるよう、工程ロスを徹底的に省いた高度なプロセスを構築することで、受注から納品まで一般的には数週間必要とされるなか、お客様に満足していただける最短時間で納品できる体制を確立しています。
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「ブルーコマンドー」の製造工程
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試作品を量産ラインで製造するメリット
- 一般的に、製造ラインには通常試作ラインと量産ラインがあり、試作品や小ロット製品は試作ラインで製造します。しかし、試作ラインで問題なく製造できたとしても、いざ量産ラインで製造した場合に、不良品の発生や思うようなパフォーマンスが発揮できない可能性があります。
- 当社では、そうした問題が生じないよう、「ブルーコマンドー」が担当する試作品はすべて量産ラインで製造します。試作品の納品と同時に、量産時の品質保証を顧客に提供できるため、量産ラインでの試作品製造はSTGの大きなアドバンテージとなっています。
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STGに欠かせない「ブルーコマンドー」
- 「ブルーコマンドー」による試作品製造により、STGの品質の高さ、技術力、対応力が評価され、現在お取引いただいている約7割のお客様が「ブルーコマンドー」を活用し、お客様の信頼を頂戴しております。今後もさらに「ブルーコマンドー」を強化し、半導体メーカーの開発を強力に支援していきます。